売掛金(当座資産) – 勘定科目・仕訳例

売掛金(うりかけきん)は、商品や製品の販売やサービスの提供を掛取引(かけとりひき)とした場合にその未収の代金債権を資産として計上します。

固定資産の売却代金など、主たる事業以外の未収金は未収入金(資産)勘定で計上します。

地代・家賃・利息など、主たる事業以外の契約に基づいて役務の提供を行った場合の未収額は未収収益(資産)勘定で計上します。

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売掛金が回収不能となった場合

売掛金が取引先の倒産等で回収不能となった場合、貸倒損失(費用)勘定に振り替えます。

仕訳例

▼商品を3万円で販売し、代金は月末に受け取ることになった。

借方科目 貸方科目
売掛金 30,000円 売上高 30,000円

▼上記の事案において、月末に代金がA銀行普通預金口座に振り込まれた。

借方科目 貸方科目
普通預金(A銀行) 30,000円 売掛金 30,000円

▼掛け売りしていた10万円の商品に不良があり返品(売上高の逆仕訳または売上戻り高)されてきたため、全額返金した。

借方科目 貸方科目
売上戻り高 100,000円 売掛金 100,000円

▼掛け売りしていた取引先のB社が倒産し、売掛金5万円の全額が回収不能(貸倒損失)となった。

借方科目 貸方科目
貸倒損失 50,000円 売掛金 50,000円
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